現代刀工   【肥後國住赤松太郎兼嗣】   本名 木村兼定


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木村兼嗣氏は熊本県八代(やつしろ)の刀工。

刀匠三兄弟、兼嗣・兼照・兼裕の長として、銘に三人とも赤松太郎を冠し、

清麿写しの大切先の豪刀などを作ることでお馴染みの刀工ある。

薩摩街道の肥後芦北地方に, 難所として知られる三太郎峠という峠がある.

肥後芦北地方に連なる赤松太郎峠・佐敷太郎峠・津奈木太郎峠を総称してこう呼んでおり,

古くから通行が困難な山道として知られる一方, 軍事的な要衝にもなっていたという。

兼嗣刀匠は、俗名を兼定。現在、赤松太郎一派の指導的な地位に就いており、

現代の薩摩熊本を代表する良工として知られる。

最近では「肥後国八代住兼嗣」と銘を切ることもある。

「新作刀展」では平成十六年の優秀賞、十七年、十八年と連続しての努力賞を受賞。

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2007年8月7日  

熊本県にお住まいの現代刀工の肥後國住赤松太郎兼嗣  

本名木村兼定先生の所にお邪魔させていただきました。  


写真左が清遊代表の青柳清忠  

写真右が木村兼定先生  
  まだまだ現役バリバリの先生の作品を数振り拝見させていただきました。

  非常に姿が美しく、出来よく非常に素晴らしい物ばかりでした。

  現代刀工の中で全国的にも人気の高い刀工さんでおられる理由が

  はっきり分かりました。

  先生自身が非常に陽気でお優しい方でしたので非常に楽しく

  有意義な時間を過ごす事が出来ました。
鍛冶場も拝見させていた来ました。  

非常に暑い場所で汗がダラダラ出てきます。  
  息子さんなども刀工さんらしく今回はお会いすることは

  出来ませんでした。

  他に数人いらっしゃるとの事で、10人にも満たない人数で

  月に数本を作刀されてるとお聞きいたしました。
簡単に説明いたしますと、刃文をつけてるところです。  
  玉鋼(たまがね)です。

  写真では原寸が分からないと思いますが大体横幅が50cm弱くらい

  で、厚さが20cmぐらいだったと思います。

  非常に重く大体20kgぐらいでしょうか?この辺は少し

  あいまいになりますがかなり重かったことは確かです。

  これが一つで大体、刀一振りくらいになるようです。

上の写真の玉鋼の原型の砂鉄です。  

これがまた重いんです。  

先生が重いんだよね〜っていいながら片手で持ってたので  

油断してたら重いのなんの!!  

先生の腕は本当に太く丸太のような腕をしていました。  

それだけ暑い所でしかも力のいる仕事なんだと  

つくづく思い知らされました。  
  この写真は土置き場です。

  クーラーも入れれないし、乾燥させてはいけない為に

  加湿器を大量に置いてました。

  刃文をつける為の焼き場土が作業中に乾燥しない為の物だそうです。



今回は非常に貴重な時間を取っていただいた先生!誠にありがとうございました。

いろいろなお話を聞かせていただき、鍛冶場の見学や作品を拝見させていただき大変勉強になりました。

お体にお気をつけ、今後も良い御刀を作刀していただきたいと思います。